うつ病の予防-生活リズムを整える
2012/08/29更新
うつ病を予防し、活力有る生活を送るための基本は、睡眠・食事・運動です。
夜は十分な睡眠をとりましょう
睡眠を削って頑張るのは日本の間違った美徳といえると思います。不眠不休で作業した結果、重大な事故を招いたり、健康を障害したりします。
実際、4時間睡眠を1週間続けるとホルモン・血糖値に異常が生じます。4~6時間睡眠を2週間続けると記憶力・認知能力・問題処理能力などが2日間眠ってない人と同レベルになってしまいます。
適切な睡眠時間には体質差があり一概にいえませんが、2日で12~16時間は必要と考えましょう。6時間睡眠や8時間睡眠にこだわる必要はありません。
=>睡眠障害対策サイト
目覚めたら、太陽の光を浴びましょう
目の奥に体内時計の中枢(視交叉上核)があります。ここに光が届くことで体内時計がリセットされます。
食事を規則正しくとりましょう
朝食は、エネルギーを補充するだけでなく、体内時計をリセットするためにも大切です。
これは「時間栄養学」の研究からも明らかにされています。
もちろん、昼食、夕食も規則的にとりましょう。
参考 時間栄養学による効果的な食べ方
- 一日の食事のエネルギー摂取量を10としたとき、朝食3、昼食3、夕食4の比率にすること
- 朝日を浴びてから2時間以内に、タンパク質と炭水化物に富んだ充実した朝食をとること
- 夜9時を過ぎたら、できるだけ軽い夕食にすること
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