うつ病に似ている心の病
うつ病と似たような症状を持つ心の病はたくさんあります。抑うつ感が強く、日常生活に支障をきたします。
うつ病に発展するもの、うつ病との区別が難しいもの、うつ病と合併しやすいものがあります。
以下にうつ病に似ている病気・心の病を紹介します。
うつ病に似ている心の病記事一覧
心身症-うつ病と似ている心の病
心身症とはストレスなどが原因で身体的な病気が現れるものです。 胃潰瘍、糖尿病、偏頭痛、じんましん、頚部痛、肩こりといった様々な部位に様々な身体症状が現れます。 憂うつになったり、イライラしたりするといった精神症状も現れますが、それほど重くないので、原因であるストレスに気づかないことがよくあります。
慢性疲労症候群-うつ病と似ている心の病
慢性疲労症候群とは、原因不明の強い疲労感が長期間(一般的に6ヶ月以上)続く病気です。 発熱や喉の痛みなどの感染症のような症状も現れます。気分の落ち込みなど、うつ病の症状も現れます。
気分変調症-うつ病と似ている心の病
気分変調症とは、なんとなく憂うつを感じ、悲観的な考えが長く続いてしまう病気です。うつ病のようにはっきりとした気分の落ち込みはありませんし、日常生活もきちんとできます。自然と治ることもありますが、うつ病に進展することもあります。
引きこもり-うつ病と似ている心の病
うつ病は子供にも起こることがあります。=>子どものうつ病 子供のうつ病により学校にいけなくなったり、引きこもりになったりするケースがあります。 子供は症状を明確に伝えられないため、うつ病かどうかの診断は難しくなります。
マタニティブルー-うつ病と似ている心の病
マタニティブルーとは出産後に起こる一時的なうつ状態のことです。 ホルモンのバランスの崩れから起こるといわれています。 10日くらいでよくなることがほとんどですが、うつ病に進展することもあります。
パーソナリティ障害-うつ病と似ている心の病
パーソナリティ障害とは、パーソナリティに偏りが大きく、そのために社会生活や日常生活に支障をきたしている状態のことです。=>パーソナリティ障害 どんな人にも個性があり、多少なりとも偏りはあるものです。しかし、それは社会のルールを犯さない、他人に迷惑をかけない範囲でのことで、一線を超えてしまうと精神疾...
適応障害-うつ病と似ている心の病
適応障害とは、職場や家庭などにおいて、本人の考えや働きかけがうまく機能しなくなり、その結果、心身に悪影響を及ぼしたり、社会的に不都合をきたすものです。 個人的な脆弱性や対処能力の問題といった本人の特性がありつつ、生活上の変化があったり、ストレスのかかる出来事にあったりすると発症の原因になります。 ...