良質なタンパク質でアミノ酸を摂ろう
2014/10/31更新
うつ病の予防には、良質なタンパク質でアミノ酸を摂取することが効果的です。
人の体を構成するタンパク質や酵素は約20種類のアミノ酸からできています。
そのうち9種の必須アミノ酸は食物からとる必要があります。9種のアミノ酸のうち、どれか1つでも不足していても、タンパク質としての働きが低下することが知られています。
アミノ酸は、
- セロトニン
- ドーパミン
- ノルアドレナリン
- アドレナリン
などの元気を出すための神経伝達物質の原料となるものがあります。
また、
- γ-アミノ酸酪酸(GABA)
- グルタミン酸
- アスパラギン酸
などのアミノ酸は、脳の主要な神経伝達物質としても機能しています。
さらに、
- セロトニンの原料となるトリプトファン
- ドーパミンやノルアドレナリンの原料となるフェニルアラニン
- メチル化サイクルに必要なメチオニン(特に活性型メチオニン)
は抗うつ効果がある可能性が指摘されています。
ストレス下ではタンパク質を補うことも必要
ストレスによって、アドレナリンやコルチゾールなどのホルモンの分泌されると、タンパク質の代謝が盛んになります。そのため、タンパク質を食事で補うことも必要になります。
タンパク質は肉類、魚類などに多く含まれています。
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