うつ病に関する体験談

まさか自分がうつ病になるとは思わなかった

2016/03/15更新

30代女性

 

まさか自分がうつ病になるとは思わなかった

 私が以前うつ病になった経験をお話します。実は、うつ病に何故なったのか特に自分では理由が分かりませんでした。確かに、ストレスなどがあったのは事実ですが、自分がなるなんて思ってもいなかったからです。ストレスなんて現代に生きているなら誰にでも起こるものだと思っているからです。また、私は専業主婦だったのですが、おそらく、家庭の事や夫の実家でのストレスが原因ではないのかなと思っています。理由は、私がストレスを一番感じていたからです。
 参考=>うつ病のきっかけ

 

私に起こった、うつの症状

 まず、起こったのは食欲がなくなって、不眠になったことです。実はこの時点ではあまり気づいてなくてなんか体調悪いなと思ったくらいでした。やる気が出ないし、生きていても楽しくないなと思っているだけでした。ですが、本当に何するにも億劫でどんな人生に何の楽しみもないと思っていました。体はおもりが付いているかのように重く、動くのがめんどくさくなりました。生活は主婦業なので、ご飯とかを作ったりするのがすごく大変だったのを覚えていますが、この頃には親の力を借りていたので自分一人の力ではなかったので、辛かったのですが、助かりました。また、一番大変だったのが、モチベーションをあげることです。エンジンがかかってしまえば早いのですが、エンジンが止まると、前向きな気分にいつなるか分からなかったので不安でした。
 参考=>うつ病の症状

 

薬とカウンセリングで治療

 とにかく病院に行った方がいいとすすめられたので行きましたが、本当は行きたくなくて仕方なかったです。理由は薬を飲むと本当にうつ病の患者になると思ったからです。病気になるのはすごく悔しかったし、不安で悲しくて病院に行こうと思った日に一人でなきました。病院選びは、自分の家に近いところにしました。そこで、うつ病だと診断されたのですが、とりあえず投薬治療をしてもらい薬を飲むことで治療していきました。ほかは軽いカウンセリングもしていました。ですが、特に入院の日必要はなく、服薬とカウンセリングを1年は続けました。だいたい2ヶ月に1回通う頻度だったので少し大変でした。そのまま特に薬は増やしたりずに普通に生活をしていました。
 参考=>うつ病の治療支持的精神療法(カウンセリング)抗うつ薬

 

いろいろな考え方があるということを受け入れた

 現在はあれから3年が経過していますが、もう薬は飲んでいません。でも、たまに、うつ病だったときの記憶を思い出して不安になるのが辛いです。ですが、病気で分かった事は、自分の考え方がすべてではなくて、いろいろな性格や考え方があるという事です。どちらかと言えば、「絶対こうしないといけない」という考え方なのですが、今はその考え方は出来るだけしないようにしています。どちらかといえば心が狭い方なので、いろいろな人がいるんだというのを気をつけていきたいと思います。

 

 

 

 

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