うつ病に関する体験談

自分で治そうとしたが上手くいかなかった

2016/03/15更新

20代女性

 

責められてばかりで精神的に追い込まれていった

 私にうつの症状が現れたきっかけは、いつも職場でいじめられることや自分に合う仕事がなかなか見つからないということや、恋人が出来ないということや自分の体質のことなど色々なことです。特に職場で同年代の女性や年上の女性にいじめられることや、どのアルバイトをしてもいつも人にいじめられるので続かないということです。自分に合う仕事が見つからなくて、いつも他人に責められるので精神的に追い詰められていったことがきっかけとなりました。
 参考=>うつ病のきっかけ

 

誰とも会話をしたくない

 家族以外の人とは一切会いたくなくなりました。それまで仲が良かった女の子の友達や会った時はいつも話をしていたいとこの女の子や、家に来る宅配業者の人でさえもです。そして会話もしたくなくなったので、携帯電話を5年間使いませんでした。本当に誰とも会いたくなくなったので、ずっと家に居る状態でした。毎日のように家に居て、子供の頃に見た映画やアニメを見ていたり、たまにパソコンで仕事をしたりしていました。一日中映画を見ながらパソコンの仕事をしている時もありました。ずっと父親に養ってもらっていたので、生活の面ではそこまで苦労はしませんでしたが、自分が自由に使えるお金が無いのでストレスが貯まりました。

 

 ※この方は映画やアニメを観たり、パソコンで仕事したりしています。本来、うつ病になると、仕事はおろか、自分の好きなことさえできなくなるものです。
 参考=>うつ病の症状

 

自分で治そうとした

 私は精神科の病院に行って、先生に相談しようと全く思わなかったので、一回も精神科の病院には行きませんでした。なんで自分で何とかして自然な方法で、薬を飲まずにうつ病を治そうと思いました。私はうつ病を治す為に、春になるとよもぎやふきやフキノトウやうどなどの山菜を採って食べたり、夏に家庭菜園で育てたトマトやきゅうりやナスなどの夏野菜を食べたり、近くの山を登ったりして自然に触れあいながら過ごすようにしました。それからアロマテラピーもうつ病に良いと思ったので、ラベンダーやゼラニウムのエッセンシャルオイルの香りでアロマランプを焚いて、心を癒し体もリラックスさせるようにしました。薬というのは石油から出来ているものなので、絶対に体に悪いものだと思っていたので、一切飲まないようにしました。

 

 ※うつ病は専門医の診断によって確定するものです。勝手に自己診断すると、間違った治療や対策をしてしまい、症状が悪化してしまうことも少なくありません。心の不調は専門医で診てもらいましょう。
 参考=>うつ病を診察してもらう病院や相談窓口

 

 

都会暮らしをやめた

 今うつ病が完全に治った状態ではありません。まだ人と会うのが怖いですし、なるべくなら人と会わないように生きていきたいと強く思っています。人が嫌いなわけではなくて、人が発する心無い言葉が怖いんだと分かりました。私はうつ病になって、今まで感じなかった些細なことも心で感じるようになったので、逆にうつ病になって良かったのかもしれないと思っています。これからは田舎に引っ越して、都会暮らしはもう止めます自分には都会が合わないんだなとつくづく感じました。

 

 

 

 

うつ病の診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。→うつ病を診察してもらう病院や相談窓口

うつ病の体験談「自分で治そうとしたが上手くいかなかった」関連ページ

うつ病の体験談「優秀な友人がプレッシャーに負けて退職」
東京の某有名私立大学を卒業した友人。しかし、彼は人一倍生真面目で自分を責めてしまう傾向にありました。そういった性格も相まって、就職先で上手くいかなかったことが彼をうつ病に変えていったのです。
人付き合いが苦手でうつ病に
人付き合いが苦手で、会社の上司や仕事現場で出会う人たちとの人間関係を上手く築くことができず、どんどん精神的に落ち込んでいきました。
職場のイジメが原因でうつ病になった
私が仕事である一定の成果を上げ、それを課長から褒められた直後、同じ職場に居た先輩社員からのイジメが始まりました。私はたいへん気が小さく、マトモに言い返すことも出来ず、段々とおかしくなっていきました。
急激な勤務体制の変化により、うつ病になった
他の店舗でトラブルが起き、そのヘルプのためにそちらにも日替わりで配属されるようになりました。それからというものの私の心や体は少しずつおかしくなっていったのです。
うつ病の体験談「再発しないよう精一杯サポートしていきます」
彼女がうつ病になったきっかけは、失恋だったと思います。彼女は大学時代から長年付き合ってきた彼と結婚したかったのだと思います。しかし彼には結婚の意思がなくずるずると付き合いを続けていました。これがストレスとなり爆発してうつ病へと発展したようです。
うつ病の体験談「国家試験にチャレンジ中にうつの症状が現れた」
私がうつ病になったのはそれまで働いていた会社を辞め、国家試験を受けて再起を図ろうとしていた時の事でした。
まさか自分がうつ病になるとは思わなかった
私が以前うつ病になった経験をお話します。実は、うつ病に何故なったのか特に自分では理由が分かりませんでした。
うつ病の体験談「実家に帰り、頑張り過ぎない生活を送ってます」
大きな組織改革があり、私は部署の中でも営業リーダーとして後輩の指導や得意先の管理業務などを任されるようになりました。それと同時に、部下の退職や上司の異動があり、私の業務量が大幅に増えてしまいました。
うつ病の体験談「ぼんやりして事故に遭うことも多かった」
静かな環境でコツコツと作業する仕事が自分にとても向いていると思い、毎日一生懸命仕事に励んでいました。しかし社員数が普段の仕事をギリギリで回せる人数だったので、仕事の多い時は残業が多くなり、深夜の0時を周ったり家に持ち帰って仕事をしたりすることもありました