サザエさん症候群の症状と対策
2018/04/08更新
症状
日曜日の夕方に放送されている人気アニメ「サザエさん」。この「サザエさん」がもとで憂鬱になったり、体調を崩してしまう人がいます。これは「サザエさん症候群」と呼ばれています。
サザエさんを見ると休日の終わり、そして仕事の始まりを実感し、憂鬱になります。月曜日のことを思うと吐き気や頭痛がしてしまうという人もいます。夜眠れなくなって、月曜日は憂鬱な気分を抱えたままなんとか出勤・通学するも、体がだるく、仕事・勉強に集中できなくなります。
若い一人暮らしの人の中には、楽しい一家団欒のシーンを見ることで、故郷の家族のことを思い出し、寂しくなってしまう人もいます。
「サザエさん」自体は楽しいアニメなのですが、どことなく寂しさや不安を抱えている人にとっては、憂鬱のきっかけになってしまうのです。
対策
サザエさん症候群の対策はどうしたらよいでしょうか?
「見なければいい」というのはひとつの方法ですが、実のところ根本的な解決には至りません。
サザエさん症候群は、ブルーマンデー症候群の一種です。たとえサザエさんを見なくても、別の形で月曜日が憂鬱になる可能性が高いのです。サザエさんでなくても、「笑点」や「大河ドラマ」で憂鬱になる人もいるのです。
根本的な解決として、休日の過ごし方を変えてみるのが良いでしょう。
休日に一日中部屋に閉じこもっていませんか?友人と映画を見たり、スポーツをしたりしましょう。友人が少なければ、何かしらのサークルなどに参加するのも良いでしょう。
仕事以外の分野にも楽しみを見つけ、活動範囲を広げれば、サザエさん症候群にもブルーマンデー症候群にもなりにくくなります。
また、「月曜日は出勤できればOK」くらいの軽い気持ちで臨んでみるのも良いと思います。週の初めから頑張ろうとしすぎると、だれでも憂鬱になるものです。
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