テクノストレス症候群

テクノストレス症候群

2014/08/26更新

 パソコンやスマホなどのIT機器の使いすぎなどにより感じるストレスをテクノストレスといいます。テクノストレス症候群は、テクノストレスが引き起こす病気の総称です。若者世代にも起こりますが、中高年世代にも起こります。

 

テクノストレス症候群の原因

 スマホに依存すると、メールやSNSのメッセージから目が離せなくなったり、いつ通知が来るかわからないので、ゆっくりと過ごせなかったり眠れなかったりします。(テクノ依存症、スマホ依存症、ネット依存症)
 また、パソコンの使いすぎもテクノストレス症候群に繋がります。例えばインターネットのゲームに夢中になれば、緊張状態のまま長時間画面を見続けることで、脳疲労や目の疲労がたまります。

 

 これらは主に若者世代にみられるテクノストレスの要因ですが、中高年の方は別の原因でテクノストレスを引き起こすことがあります。中高年世代はアナログに慣れているので、コンピュータやインターネットなどに拒否反応を示します。しかし、現代、仕事においてコンピュータが必要な場面が多くなり、それが負担になってテクノストレスを引き起こし、体の不調を訴えるようになります。(テクノ不安症)

 

テクノストレス症候群の症状

 テクノストレス症候群が引き起こす症状には次のようなものがあります。

  • イライラ
  • 頭痛
  • めまい
  • 肩こり
  • 耳鳴り
  • 吐き気
  • 手の震え
  • チック症状

 イライラは暴力や器物破損につながることもあります。また、頭痛とめまい、耳鳴りと肩こり、頭痛とチック症状など身体症状を併発することもあります。
 このような症状により、内科や耳鼻科や眼科を受診し治療を続けますが一向に良くならないので、精神科や心療内科を受診してようやく原因がテクノストレスにあることが判明したりします。

 

テクノストレス症候群の改善

 テクノストレス症候群の改善には、コンピュータやスマホを使わない時間を作ることが大切です。そして、空いた時間で体を動かすようにしましょう。軽いジョギングやウォーキングなどが良いでしょう。散歩をしたりしてゆったりとした時間を過ごすことも大切です。テクノストレスが症状があらわれる前に、予防として習慣にするとよいでしょう。

 

 

 

 

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