パニック発作を起こすこともある
2014/05/14更新
新型うつではパニック発作を併発することもあります。
パニック発作とは、突然前触れもなく強い不安感や恐怖感が起こり、動悸や息切れ、発汗、不快感などの身体症状が現れる発作です。また、これらの症状により、「このまま気がおかしくなるのでは?」「このまま死ぬのではないか?」と本人はより混乱に陥ることもあります。
しかし、発作は数分から十数分でおさまり楽になります。
パニック発作は、新型うつのみならず非定型うつ病でよく見られる症状です。原因としては強い不安があげられます。新型うつの人の強い不安には「会社に行けない」「仕事のことを考えると不安でいっぱいになる」といったものがあります。
パニック発作がでて慌てて病院にいっても、当初は非定型うつ病とは判別できないこともあります。本人も周りの人も注意が必要です。
パニック発作は予測のつかない場面で突然起こります。そのため「また発作が起きたらどうしよう」と常に不安になります。これは「予期不安」といわれており、このために外出もままならなくなったりします。
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