新型うつの症状

気分の起伏が激しい

2014/05/14更新

 新型うつの症状として気分の起伏が激しいというものがあります。平日は抑うつ気分なのに、休日は晴れやかであったりします。

 

 従来型のうつ病の診断基準は、「2週間以上、抑うつ気分が続く」というものがあります。しかし、新型うつの場合、気分の起伏が激しいという症状があるため、これがあてはまりません。うつ病と診断されたとしても、非定型の判定がされるでしょう。

 

 非定型うつ病・新型うつの人は、抑うつ気分が突然やってくるのが特徴的です。勤務中に突然泣き出したり、夜中に突然悲しい気分になり涙が止まらなくなったりします。そうかと思うと、何事もなく機嫌が治ったり、気分が落ち着いたりします。このように感情のアップダウンが激しく、しかもコントロールがききません。

 

 さらにこのような不安定さを周りの人にぶつけることも多いです。攻撃的な言動をしたり、イライラした態度を見せたりします。

 

 

 

 

うつ病の診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。→うつ病を診察してもらう病院や相談窓口

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