うつ病の診断、症状、原因、治療

更年期障害

2014/07/24更新

 更年期障害とは、女性が閉経を迎えたことに起因する心身の不調のことです。
 うつ病は比較的女性に多くみられる病気です。なかでも閉経の時期である50歳前後に発症することが多く、これは更年期障害が起こる時期と重なります。

 

 更年期障害の症状には次のようなものがあります。これはうつ病の身体症状ととても良く似ています。

  • のぼせ
  • 肩こり
  • 頭痛
  • めまい
  • しびれ
  • 不眠

 閉経を迎えるとホルモンバランスが崩れ、そのことが体にさまざまな影響をあたえます。

 

 そして、更年期障害の精神症状として、抑うつ状態が現れることも少なくありません。
 この年代は、女性としての衰えや老いを感じたり、健康への不安が頭を離れなくなったりします。
 子どもが親離れするのもこの時期で孤独感に苛まれやすい時期でもあります。(→空の巣症候群-うつ病の症状と対策)

 

 このような心理的な要因に生理的な問題が重なるので、うつ病を発症しやすくなるのです。
 更年期の女性はうつ病と似た症状を自覚することも多いのですが、単なる更年期障害だと見過ごしてしまいがちなので注意が必要です。

 

 

 

 

うつ病の診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。→うつ病を診察してもらう病院や相談窓口

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