他人のせいにする
2014/06/11更新
新型うつになりやすい人は、何でもすぐに他人のせいにする傾向にあります。
自分が失敗したり、上手くいかなかったりすると、周りの人や環境に責任転嫁します。「失敗したのは上司がきちんと指導しなかったせいだ」「会社の方針が自分にあってないからだ」など、自分に責任がないことを訴えます。周りの人からすると言い訳のように聞こえます。
こうした他人に責任を求める傾向を他罰的や外罰的といいます。
従来型のうつ病の人は、自分で責任を背負い込んでしまう傾向にあります。他罰的な新型うつとは正反対といえるでしょう。
他罰的な性格の根底には、正当化や合理化の心理が働いています。たとえ、自分の間違いに気づいたとしても、あれこれと理由をつけて、誰かのせいにしてしまいます。精神的に弱いため、自分では責任を受け止められないのです。
さらにそんな自分に批判的なことをいう人には、批判している人が悪いのだという見方をします。
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