新型うつの症状

やりたいことしかできなくなる

 新型うつの症状として、やりたいことしかできなくなるというものがあります。
 自分のやりたいことはできるが、やりたくないことはできないというものです。仕事は嫌だけど、遊びなら元気にできるなどです。
 この症状が、新型うつが「ワガママ」と誤解されるもっとも大きな要因です。

 

 次のようなことが新型うつの人からよく聞かれます。

  • 仕事にいかなければと思うが、体が鉛のように重くなって動けない。でも、遊びになら行ける。
  • 会社に欠勤の連絡をいれたら体が軽くなって、ショッピングに出かけた。
  • 休職を機会として、勉強して資格を取る。
  • うつで休職しておいて、バカンスに出かける。
  • 苦手な仕事をさせられていて、会社に行きたくない。

 当事者は決してさぼろうとしているわけではありません。「やろうと思っているのにできない」という気持ちは本当に感じています。

 

 付随して現れる身体症状には、頭痛や気分の落ち込み、めまい、動悸などがあります。

 

 楽しいことや好きなことには元気に取り組めますが、それにも限界が出てきます。重症化すると仕事のことしか考えられなくなり、1日中元気がなくなるようになります。

 

 新型うつは非定型うつ病の一種ですが、新型うつとしての特徴がもっともよく現れている症状といえます。ただし、嫌なことがやりたくないという気分だけでは非定型うつ病とは診断されないでしょう。この気分以外に複数のうつ病の症状を持っているかどうかが診断の基準になります。

 

 

 

 

うつ病の診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。→うつ病を診察してもらう病院や相談窓口

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