うつ病の診断、症状、対策

ITエンジニアに起こりやすいうつ病の症状

 ITエンジニア(SE、プログラマ)に起こりやすいうつ病の症状と対策を紹介します。

 

 ストレスが原因で、心身の不調を訴えるSEやプログラマなどのITエンジニアが増えてきました。
 その要因には、多忙で不規則な生活、技術の革新による業務の変化、過剰な責任、24時間対応によるいつ連絡がくるかわからない不安などがあります。これらはITという業界がまだ新しいために業務体系が成熟していないことに由来すると考えられます。

 

 うつ病の症状を発症するITエンジニアは多いですが、早期発見し、適切な対応と治療をすることによって、職場に復帰できる人もいます。

 

 このコーナーではITエンジニアによるうつ病の事例や代表的な症状などを紹介します。一人でも多くの方をうつ病のリスクから救えることができれば幸いです。

 

 

ITエンジニア(SE、プログラマ)に起こりやすいうつ病の症状記事一覧

【事例】業務が変わったことによりうつ病を発症した-ITエンジニアのうつ病事例

 企業のシステム部門に勤めているAさんの体験談です。 Aさんは大学でコンピュータを専攻し、卒業論文ではネットワーク構築について著しました。 入社したてのころは、サーバやネットワークに精通している人が少なく、Aさんはインフラまわりの中心として活躍しました。 しかし、クラウド型ネットワークが台頭してくる...

≫続きを読む

 

【事例】アルコール依存症とうつ病を併発した-ITエンジニアのうつ病事例

 Bさんは、独自のコンテンツを提供するIT企業のエンジニアです。 ざっくりとしたBさんの業務内容は、コンテンツ原稿を受け取り、それをユーザーに分かりやすい形でWebサービスとして届けるというものです。 コンテンツ原稿のできあがりが遅い時間になったときは、Bさんはそこから本格的な仕事が始まることになり...

≫続きを読む

 

【事例】管理職のプレッシャーでうつ病になった-ITエンジニアのうつ病事例

 Cさんは生真面目な性格で、仕事に一生懸命取り組む技術者でした。 そうした直向きさが評価され、Cさんは若くして課長に抜擢されました。 最初は喜んだものの、実際に管理職としての仕事が始まると、一筋縄ではいかないことが多く起こりました。 管理職なので、基本的に部下に仕事を任せなくてはいけません。しかし、...

≫続きを読む

 

 

 

うつ病の診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。→うつ病を診察してもらう病院や相談窓口