うつ病に関する体験談

職場のイジメが原因でうつ病になった

20代男性

 

職場の先輩からイジメにあう

 私は大学を卒業後、すぐに製造関係の職場に就職しました。仕事内容は中々ハードなものであり、機械を操作して1日何千というプラスチック用紙を加工しなければなりません。ただ、技術を身に付ける事に必死でしたから、将来の事も考えれば、まだまだ頑張れると考えていました。ところが、私が仕事である一定の成果を上げ、それを課長から褒められた直後、同じ職場に居た先輩社員からのイジメが始まりました。私自身、自分で言うのも何ですがたいへん気の小さい方であり、マトモに言い返すことも出来ず、段々とおかしくなっていった事を覚えています。
 参考=>うつ病のきっかけ

 

イジメがエスカレート、うつの症状が現れる

 先輩社員からのイジメというのも、加工予定の材料をわざと隠したり、作業の最中に聞こえるように陰口を言ったり、自分の失敗をこちらの責任に擦り付けて来たりとエスカレートしていきました。それにつれて私自身も常時、憂鬱になる、集中力が低下して仕事の能率が落ちる、食事が出来ない等の症状が出てきたのを覚えています。会社も経営難の状態であり、給料が滞るようになったのも合わせて、将来性に対する不安も大きく重なりました。最終的に機械操作においても簡単なミスが目立つようになってしまい、課長からも休養を摂るように命じられ、治療に専念する事になりました。家にいる間もロクに飲食は出来ず、時々、自殺願望まで出てくる程であり、両親にも相談した上で医者に診てもらう事にしました。
 参考=>うつ病の症状

 

認知行動療法で治療

 病院選びの際は、やはり相応の実績があり、なるべく大きい場所を選びたいと考えていたため、国立の医療センターの方で診てもらう事になりました。診断の結果、やはりうつ病の症状であるという事であり、充分に休養を摂とりつつ、精神療法という形で「認知行動療法」などを実践する事になりました。この療法自体は非常に効果があり、うつ病の患者の中に存在する「否定的な思考」のパターンを「柔軟な思考」に変化させるために開発されたものだと聞きました。少なくとも通院していくうちに少しずつ気持ちが楽になっていき、食事や睡眠など最低限の事は出来るようになりました。その後、うつ病と診断されてから、2か月も経たないうちに職場への復帰が出来るというところまで回復し、自分でも驚いたのを覚えています。しかし、会社の状態は大変な事になっていました。私の代わりに機械オペレーター業務に入っていた新入社員の方が、また例の先輩社員からイジメを受けていたらしく、辞めていました。また、会社の経営も喜ばしくなく、相変わらず給与が滞っているという状態が続いており、自分の進退についても考えました。そうこうしているうちに社長から呼び出しがあり、「私自身の意思で退社する」という形で辞めることになりました。
 参考=>認知行動療法

 

これからはゆっくりと生きていく

 せっかく治ったうつ病がまた再発するかも知れないという視点からみれば、会社を辞めて正解だったと思います。今は支障なく食事や睡眠を摂る事も出来、おかげで健康な状態で過ごせています。闘病生活から学んだ事は数多くありますが、うつ病は知らず知らずのうちに悪化していってしまうという事。そしてその都度、周囲に迷惑を掛けてしまうという事を理解できたというのが大きな点です。将来の事ばかりに夢中になり、考えすぎるのではなく、リラックスタイムなどを定期的に設けながら生活していく事を心掛けたいと思います。
 参考=>うつ病の予防

 

 

 

 

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