うつ病の診断基準
2014/02/20更新
一般的なうつ病の診断基準を紹介します。ただ、症状の個人差が大きいため、一概にこの診断基準だけで診断されるとはいえません。
一般的な診断基準
「抑うつ気分」または「興味や喜びの喪失」のどちらか一方または両方があり、さらに下記の「その他の症状」のうち4つ以上あてはまる。
【その他の症状】
- 眠れない
- 食欲が無い
- 疲れやすい
- 動きがにぶい
- 自分を責める
- 集中できない
- 死んでしまいたいと思う
私の場合
私の場合は、「抑うつ気分」「興味や喜びの喪失」が両方ともあり、さらにその他の症状のうち「眠れない」「食欲が無い」「疲れやすい」「自分を責める」「集中できない」「死んでしまいたいと思う」の6個が当てはまり、うつ病の疑いありと診断されました。
また、頻繁な吐き気、頭痛など身体的な症状が現れていたこともあり、定期的に医師の診断を受け、治療を受けるようになりました。
DSM-IVによる診断基準
DSM-IVはアメリカ精神医学会が定めた精神障害に関するガイドラインです。
DSM-IVにおいては、うつ病の特徴を示す一群を「メランコリー型」と呼んでいます。
そのメランコリー型の基準を次のように定めています。
- はっきりと他と区別できる性質の抑うつ気分(これは愛するものとの死別の後に経験するような感情とははっきり異なる)
- 抑うつは決まって朝に悪化する
- 早朝覚醒(通常の起床時間より少なくとも2時間早い)
- 著しい精神運動制止または焦燥
- 明らかな食欲不振または体重減少
- 過度または不適切な罪責感
上記の項目のうち3つ以上当てはまる=>メランコリー型
診断には専門医での受診が必須
ここにある診断基準に当てはまっているというだけで、うつ病であるとは限りません。
必ず専門医で診断しましょう。
精神科や心療内科で診てもらいましょう。詳しくは=>診察してもらう病院や相談窓口